「クラウドソーシングに登録したけど、応募しても全然返事が来ない…」
「10件応募して全滅。もしかして自分には向いてないのかな?」
そんな悩みを抱えていませんか?
安心してください。応募が通らないのは、あなたのスキルが低いからではありません。多くの場合、「選ぶ案件」「プロフィール」「応募文」のどれか(または全部)に改善の余地があるだけです。
私も最初は20件応募して1件も取れませんでした。でも、この記事で紹介する方法を実践したところ、応募10件で2〜3件は受注できるようになりました。
この記事では、クラウドソーシングで初心者が案件を獲得するための「具体的な方法」だけをお伝えします。読み終わる頃には、「明日から何をすればいいか」が明確になっているはずです。
クラウドソーシングの仕組みと特徴
まず、クラウドソーシングがどういう仕組みなのかを理解しておきましょう。
クラウドソーシングとは
クラウドソーシングとは、インターネット上で「仕事を依頼したい人(クライアント)」と「仕事を受けたい人(ワーカー)」をマッチングするサービスです。
代表的なサービスには以下があります。
- ランサーズ:案件数が豊富で初心者向け案件も多い
- クラウドワークス:ランサーズと並ぶ大手、企業案件も充実
- ココナラ:自分でサービスを出品する形式、価格設定の自由度が高い
案件獲得の基本的な流れ
クラウドソーシングでは、以下の流れで案件を獲得します。
- クライアントが案件を公開する
- ワーカーが案件に応募する(提案文を送る)
- クライアントが応募者の中から1名を選ぶ
- 契約成立、作業開始
- 納品・検収・報酬受け取り
つまり、「応募=即契約」ではなく、選考があるということです。初心者が1件目を取るのが難しいのは、この選考で選ばれにくいからです。
初心者が知っておくべき現実
クラウドソーシングには以下のような特徴があります。
- 競争率が高い:1つの案件に10〜50人が応募することも珍しくない
- 実績がないと不利:評価やレビューがゼロの初心者は信頼されにくい
- 低単価案件が多い:初心者向けの案件は単価が低めに設定されている
厳しい現実ですが、裏を返せば「正しく準備して、正しく応募すれば」初心者でも選ばれるチャンスがあるということです。
案件が取れない人に共通する原因
応募しても通らない人には、いくつかの共通点があります。
原因1:プロフィールが薄い・未完成
プロフィールが「氏名だけ」「自己紹介が2行だけ」という状態では、クライアントは安心して依頼できません。
原因2:ポートフォリオがない、または質が低い
「これまでの制作物」がないと、クライアントはあなたのスキルを判断できません。また、質の低いポートフォリオは逆効果です。
原因3:案件選びを間違えている
高単価案件や「実績必須」と書かれた案件にばかり応募していませんか?初心者は、まず初心者向けの案件を狙うべきです。
原因4:応募文が雑・テンプレート丸出し
「初心者ですが頑張ります!」だけの応募文や、明らかにコピペした内容では選ばれません。
原因5:応募数が少なすぎる
1〜2件応募しただけで「ダメだった」と諦めていませんか?初心者の採用率は10〜20%程度です。最低でも10件は応募する覚悟が必要です。
案件獲得前に必ず整えるべき準備
応募する前に、以下の準備を完璧に整えましょう。ここを手抜きすると、どんなに応募しても通りません。
プロフィールの作り方
プロフィールは、クライアントがあなたを判断する最初の材料です。
必須項目
- プロフィール写真
- 顔出しが理想だが、イラストでもOK
- フリー素材や空欄はNG
- キャッチコピー(見出し)
- 「初心者Webデザイナー|バナー制作・LP制作承ります」
- 何ができるかを端的に伝える
- 自己紹介文
- 経歴(簡潔に)
- できること(具体的に)
- 使えるツール(Figma、Photoshop、HTML/CSSなど)
- 稼働時間(平日夜・土日など)
- 連絡の取りやすさ(24時間以内に返信しますなど)
自己紹介文の例
はじめまして。Webデザイナーの〇〇と申します。
【経歴】
独学でWebデザインを学び、現在は副業としてバナー制作・LP制作を中心に活動しております。
【できること】
・バナー制作(広告用、SNS用)
・アイキャッチ画像制作
・LP(ランディングページ)のデザイン
・HTML/CSSでのコーディング
【使用ツール】
Figma、Photoshop、Illustrator、HTML/CSS
【稼働時間】
平日:19時〜22時(3時間程度)
土日:10時〜18時(合計10時間程度)
【お約束】
・24時間以内に必ず返信いたします
・納期厳守を徹底しております
・丁寧なコミュニケーションを心がけます
初心者ではございますが、誠実に対応させていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
ポートフォリオの最低条件
ポートフォリオは、あなたの実力を証明する唯一の手段です。
最低限必要な制作物の数
- バナー:5〜10点
- LP(またはWebサイト):2〜3点
- その他(名刺、チラシなど):あれば尚良し
架空案件でもOK
実績がない初心者は、架空の企業やサービスを想定して制作しましょう。
- 「架空のカフェのWebサイト」
- 「架空の化粧品ブランドのバナー」
- 「架空のセミナーのLP」
重要なのは「実案件かどうか」ではなく「クオリティ」と「制作意図の説明」です。
ポートフォリオに書くべき情報
- 制作物の画像
- 制作の目的(「20代女性向けのナチュラルな雰囲気を意識しました」など)
- 使用ツール
- 制作期間
ポートフォリオの公開方法
- 自作のポートフォリオサイト(HTML/CSSで作成)
- note、Wix、Studioなどの無料サービス
- Behance、Pinterestなどのデザイン共有サイト
初心者が狙うべき案件の選び方
どの案件に応募するかは、採用率を大きく左右します。
初心者が選ぶべき案件の特徴
1. 「初心者歓迎」「未経験OK」と明記されている
- クライアント側も初心者を想定している
- 採用されやすく、丁寧に指導してくれることも多い
2. 単価が低め(2,000円〜5,000円)
- 競争率が低い
- 実績作りと割り切って応募する
3. 納期に余裕がある(1週間以上)
- 初心者は作業に時間がかかるため、余裕のある案件を選ぶ
4. 作業内容がシンプル
- バナー1枚、アイキャッチ画像5枚など、明確で分かりやすい内容
初心者が避けるべき案件
1. 「実績必須」「プロ限定」と書かれている
- 応募しても選ばれる可能性は極めて低い
2. 極端に低単価(500円以下)
- 時給換算で100円以下になることも
- 実績作りでも避けた方が無難
3. 条件が曖昧・詳細不明
- トラブルの元になりやすい
- 「詳細は契約後に」という案件は要注意
4. 急募・即日納品
- 初心者には対応が難しい
- ミスをすると評価を下げる原因に
採用されやすい応募文の書き方
応募文は、クライアントがあなたを選ぶ決め手になります。
応募文の基本構成
応募文は以下の構成で書きましょう。
1. 挨拶
2. 応募理由・案件への理解
3. 自分のスキル・強み
4. 制作実績の紹介(ポートフォリオへのリンク)
5. 納期・対応可能時間
6. 締めの挨拶
採用される応募文の例
良い例
はじめまして。Webデザイナーの〇〇と申します。
今回の「美容サロン様向けInstagram投稿画像10枚作成」の案件に応募させていただきます。
【応募理由】
美容・健康系のデザイン制作を得意としており、ナチュラルで親しみやすいデザインを心がけております。貴社のブランドイメージに合ったデザインをご提案できると考え、応募いたしました。
【スキル・実績】
・Figma、Photoshopを使用したバナー・SNS画像制作
・これまでに類似案件を5件納品(ポートフォリオ参照)
・ポートフォリオ:https://〇〇〇〇
【納期・対応】
・納期:ご依頼から1週間以内
・修正対応:2回まで無料で対応いたします
・連絡:24時間以内に必ず返信いたします
初心者ではございますが、丁寧なコミュニケーションと納期厳守を徹底しております。
ぜひご検討いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。
NG例と改善ポイント
NG例
はじめまして。
この案件に興味があります。
初心者ですが頑張りますのでよろしくお願いします。
何がダメか
- 案件内容への理解が示されていない
- 自分のスキルや実績が不明
- 「初心者ですが頑張ります」は相手にメリットがない
- 熱意だけでは選ばれない
改善ポイント
- 案件内容を具体的に理解していることを示す
- 自分にできることを明確に伝える
- ポートフォリオで実力を証明する
- 初心者であることは最小限に触れる程度にする
初案件を獲得するための現実的な戦略
最初の1件を獲得するための、具体的な戦略をお伝えします。
戦略1:毎日3〜5件応募する
応募数を増やすことが、最もシンプルで確実な方法です。
- 目標:1週間で15〜20件応募
- 採用率10%と仮定すると、1〜2件は受注できる計算
戦略2:応募文をカスタマイズする
テンプレートをベースにしつつ、案件ごとに内容を調整します。
- クライアントの業種に合わせた一言を追加
- 案件の具体的な内容に触れる
- ポートフォリオの中から関連性の高い作品を選んで紹介
戦略3:応募のタイミングを意識する
案件公開直後(24時間以内)に応募すると、目に留まりやすくなります。
- 新着案件を毎日チェックする
- 通知設定をオンにして、すぐに応募できる体制を作る
戦略4:低単価案件で実績を作る
最初の1〜3件は、単価よりも「実績」と「評価」を優先します。
- 単価2,000円〜3,000円の案件を狙う
- 丁寧に対応し、必ず5つ星評価をもらう
- 評価が1〜3件たまれば、次から採用率が上がる
戦略5:継続案件を狙う
「1回きり」ではなく「継続可能性あり」の案件を選ぶと、長期的な収入につながります。
- 「今後も継続してお願いしたい」と書かれている案件
- 月額契約や定期発注の可能性がある案件
継続案件につなげるためのポイント
初案件を獲得したら、次は「継続案件」につなげることが重要です。
ポイント1:納期を必ず守る
納期遅れは信用を失う最大の原因です。
- 余裕を持った納期を設定する
- 万が一遅れそうな場合は、早めに連絡する
ポイント2:コミュニケーションを丁寧に
レスポンスの速さと丁寧さが、信頼につながります。
- 24時間以内に返信する
- 分からないことは素直に質問する
- 修正依頼にも快く対応する
ポイント3:納品時に「継続」を提案する
納品後に、継続の可能性を探ります。
「今回のご依頼、ありがとうございました。もし今後も同様のご依頼がございましたら、ぜひお声がけください。継続でご依頼いただける場合は、〇〇円/月で承ります」
ポイント4:期待を少し超える
指示された内容に加えて、ちょっとした気遣いを見せます。
- 2パターン提案する(依頼は1パターンでも)
- 修正しやすいようにレイヤーを整理して納品する
- 使い方のメモを添える
まとめ:今日からやるべき行動リスト
クラウドソーシングで案件を獲得するには、「準備→応募→改善」のサイクルを回すことが大切です。
今日中にやること
- [ ] プロフィールを完成させる(写真・自己紹介・スキル)
- [ ] ポートフォリオを見直す(最低5点は用意する)
- [ ] 応募文のテンプレートを作成する
今週中にやること
- [ ] 初心者向け案件を10件リストアップする
- [ ] 毎日3〜5件、応募する
- [ ] 応募文を案件ごとにカスタマイズする
1ヶ月後までにやること
- [ ] 初案件を獲得する(1〜3件)
- [ ] 5つ星評価をもらう
- [ ] 継続案件につなげる提案をする
最初の1件を取るまでが一番大変ですが、1件取れれば2件目、3件目は確実に楽になります。
「応募しても通らない」のは、あなたのスキル不足ではなく、準備と戦略の問題です。この記事の内容を実践すれば、必ず最初の1件は獲得できます。
焦らず、でも確実に。あなたの初案件獲得を心から応援しています!


