こんにちは!
nyaです。
本日はこんなお悩みを解決していきます。
まず、パーマリンクとは、各Webページで設定したURLのことです。
パーマリンクは、サイトを開設して一番最初にやるべき設定の一つで、Googleのルールに沿って決めないとSEOのユーザビリティの面でかなり悪影響が出てしまいます。
本記事の内容・パーマリンクの決め方 ・途中でパーマリンクを変更した時の3つのリスク
この記事を読むことで、SEO対策が万全のパーマリンクを設定でき、ユーザビリティを向上させることができます。
本記事ではWordPressを使用した解説を行っていきます。まだ、WordPressを利用していない方は>>【初心者向け】WordPressの始め方【これだけでOK】を参考にして準備してくださいね。
パーマリンクとは?
パーマリンクとは、パーマネントリンク(Permanent Link)の略で、各ページで設定されたURLのことです。
このページでいうと赤字の部分のことです。
「https://nyaaalog.com/blog/blog-start」
この部分は自分で自由に設定をすることができます。
パーマリンクの設定は2つ
パーマリンクは下記2つの設定を行います。
- 初期設定
- 各記事でのパーマリンクの設定
1つ1つ解説していきますね。
まず、初期設定を行う必要があります。20秒で終わる簡単な設定です。
1 設定 > パーマリンク設定
WordPressにログインして「設定」から「パーマリンクの設定」をクリックします。
2 カスタム構造にチェックを入れ「/%postname%」と入力し保存
下記のような画面でカスタム構造というところに「/%postname%」と入力をします。
入力したら変更をクリックして初期設定は完了です。
3 各記事でのパーマリンクの設定
あとは、記事を更新する際にパーマリンクの設定をすればOKです。
パーマリンクの決め方
各記事でパーマリンクを決めることは分かったと思いますが、このパーマリンクを決める時に4つのルールを守りましょう。
- シンプルなURL
- 日本語はNG
- なるべく英単語で
- 繋ぎにはハイフンを使用
1つ1つ解説していきますね。
シンプルなURL
まずパーマリンクはシンプルで誰でもわかるような文字列にしましょう。
Googleも下記のように提言しています。
サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解できる方法で(可能な場合は ID ではなく意味のある単語を使用して)URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。 [ 引用元:Googleガイドライン ]
パーマリンクを見るだけで、記事の内容がざっと分かるくらいがベストです。
日本語はNG
もし、パーマリンクを日本語で書いてしまうと、「404エラー」になってしまったり、意味のない文字列が並び長くなってしまいます。
なるべく英単語で
日本語はNGということがわかったと思いますが、日本語をローマ字で書くこともおすすめしません。
特に複数のパラメータを含む URL など、過度に複雑な URL は、サイト上の同じまたは同様のコンテンツを表す多数の URL を不必要に作成し、クロールの際に問題が生じることがあります。その結果、Googlebot で必要以上に帯域幅を消費したり、サイトのすべてのコンテンツをインデックスに登録できないことがあります。[ 引用元:Googleガイドライン ]
ローマ字で書くことで、Googleがクローリングしにくくインデックス登録できない場合があります。
なので、シンプルな英単語を設定しましょう。
繋ぎにはハイフンを使用
またパーマリンクを設定する時に2つ以上の単語を使いたい場合は「ハイフン(-)」を使用しましょう。
「ドット(.)」や「アンダーバー(_)」も使用できますが、Googleがハイフンを推奨しているので「ハイフン(-)」を使うようにしましょう。
途中でパーマリンクを変更した時の3つのリスク
ここまでパーマリンクの設定方法、決め方を解説してきましたが、「パーマリンクをいますぐ設定しなおさなきゃ」と思った方もいらっしゃると思います。
しかし、パーマリンクを途中で設定しなおしてしまうと下記のような悲劇が起こってしまいます。
- SEO評価がリセットされる
- 過去の記事の内部リンクがバグる
- 被リンクが無効化される
1つ1つ解説していきますね。
SEO評価がリセットされる
パーマリンクを途中で変更すると、記事のURLが別のものに変更されたということになり、Googleが全く別の記事だと認識するので、今までのSEO評価がリセットされてしまいます。
このことを知っておかないと、パーマリンクを途中で変更してしまい、翌日からアクセスがぱったりなくなってしまったという方もいます。
過去の記事の内部リンクがバグる
過去の記事で内部リンクがあった場合、URLが無効化されているので、「404エラー」になってしまいます。これは、リンク切れという状態なので、SEO的にもかなり悪影響になってしまいます。
被リンクが無効化される
内部リンクと同じく、SNSで貼ったリンクや、せっかく獲得していた被リンクも無効化されてしまいます。
このようにパーマリンクを途中で変更することはかなりリスクがあります。そんな時は・・・
パーマリンクを途中で変更してしまった時の対処法
パーマリンクを途中で変更してしまった時のデメリットを紹介してきましたが、考えただけでも恐ろしいですよね。
しかし、ちゃんと対処法もあるのでしっかり覚えておきましょう。
この対処法は、SEO評価を引継ぐ方法と、内部リンクを切れないようにする方法の2つの方法があります。
301リダイレクト
301リダイレクトとは、記事を転送することでSEO評価を引き継ぐことが可能になります。
しかし、htaccessファイルをイジる必要があるので初心者の方は気を付ける必要があります。
詳しくは「SEOラボ」さんが解説しているので参考にしてみてください。
内部リンクが切れないプラグイン
WordPressユーザーはプラグインを使用することでリンク切れを防ぐことができます。
「Redirection」というプラグインをインストールして、入力欄に変更前のパーマリンクと変更後のパーマリンクを入れるだけでOK。
しかし、プラグインは入れすぎてしまうとサイトの表示速度が遅くなってしまったり、ハッキングのリスクがあったりと注意点もあるので覚えておいてください。
まとめ:パーマリンクを丁寧に設定しよう
いかがだったでしょうか。
今回はパーマリンクの決め方と、途中で変更した時のデメリットを紹介してきました。
《パーマリンクの決め方》
- シンプルなURL
- 日本語はNG
- なるべく英単語で
- 繋ぎにはハイフンを使用
パーマリンクを適切に設定しないとSEOに大きな影響が出てしまう可能性があるので、しっかりとルールを守って設定しましょう。
記事数が多くなってくると、パーマリンクを設定しなおすリスクが発生してしまうので、まだあまり記事がない初心者ブロガーさんは急いで見直してきましょう。
コメント